502_「血糖値の変化に対応していない」の意味が解らない。
「お父さん、質問が来てるよ。」
「推測と実験だけで、基礎知識もないのに、答えられるの?」
「ヒェッ、こりゃ大変だ。でも世の中に情報を出しているんだから、どうしてそうなったか、答えますよ。」
その前に、血糖の事に、みんなどんな勉強をしているか、お父さんも調べてみました。
「お父さん、知らなかったでしょ?」
「半分ぐらい知らなかった」
血糖調節ホルモン~7種類を解説~ インスリン,グルカゴン,カテコールアミン,コルチゾール,成長ホルモン,甲状腺ホルモン,ソマトスタチン
「でもね、知らなかったから、違う考えが思いつくんだよ。」
「糖尿病が何十年も解決できないんだから、決まった考え方をしていたら、解決のヒントを見つけにくいんだ。」
「お父さんのような、変な事をする人が、今必要なんだね。」
<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<
さて、上の動画にあるように、血糖値を下げるのはインスリンしかないのですが、お父さんは、できるだけ薬とか体に入れないで糖尿病で死なないようにしたいと思って色々テストしているんです。
それで注目して、長年試したのがオートファジーです。糖質制限をして、この機能を働かせることで、体の不要物をどんどん食べて、新しい細胞を作ってくれる、すごい機能だと思ったのです。下の動画を参考にしてみてください。
[ScienceNews2017]オートファジーの謎 その働きを解明する(2017年4月12日配信)
オートファジーは健康体の人には問題ないのですが、お父さんのような糖尿病の人には、致命的な大変な事態を招きます。それは体を溶かされ、骨までボロボロになって、不具合も次々に出現して、もう良くならないのです。
「お父さんは今、生きていて元気だけど、なんかやったの?」
「やったのよ、元気になる方法を見つけたのよ。」
「ヒェッ! 元気だからインチキじゃなさそうだ。」
<<<<<<<<<<<<<<<<<<
お父さんは、オートファジーを止めたかったんです。
糖質制限をやめて、炭水化物を良く食べていれば、オートファジーは起きません。でも血糖値が爆上がりするのです。
<<<<<<<<<<<<<<<<<<
おとうさんは、尿の中の糖とpHを検査して、食べ物とどういう関係があるかを調べていました。
その前に知ってください。お父さんは自分の体の変化で、今オートファジーが働いているかそうでないかが解ります。
ここからが大事!
<<<<<<<<<<<<<<<<<<
オートファジーは空腹の時に働くので、当然、尿糖がないときに働くと予想していたのですが、そうではありませんでした。尿糖がいくらならオートファジーモードになるか、不規則なんです。真実は、尿糖が結構高い、舌センサーではキャンディーぐらいの甘さになる時がスイッチの切り替え点だったのです。
つまり、糖尿病のお父さんは、血糖値を上げないと、オートファジーを止められないおです。ですから常時オートファジーが働いて体を分解し続けて生きていたのです。
そして発見!
<<<<<<<<<<<<<<<<<<
お父さんは、同時に尿のpHも検査していました。そして、尿糖がいくらであっても、尿のpHが中性から弱アルカリ性になった時がオートファジーのオンオフになっているのがわかったのです。尿のアルカリ度をコントロールするのは腎臓です。腎臓のpH情報でオートファジーの機能が決まるようなんです。
ではどうする!
<<<<<<<<<<<<<<<<<<
腎臓の治療薬として病院でも使われる重曹で、尿のpHを調整できます。お父さんの場合は、腎臓のpH調整機能がうまく行かないようなので、重曹で助けてあげました。
尿を中性とか弱アルカリにしておけば、オートファジーは間違いなく働きません。酸っぱい物を食べたり飲んだりしてそのままにするとオートファジーが働いて、体に変化がおきます。重曹で弱アルカリにするとオートファジーは働きません。
それでどうなった?
<<<<<<<<<<<<<<<<<<
夕食を空腹で果物とハシミツだけを食べるようにして、さらにオートファジ防止を強化しているのですが、エネルギーの無駄がなく、体は解けないし、尿糖を低くできるようになっています。
最後に、
<<<<<<<<<<<<<<<<<<
糖尿病の人は、断食等、オートファジーをやってはいけません。逆に体にエネルギーを注入して強くならないといけません。
そのためには、尿のpHを中性か弱アルカリ性にする必要があります。そうすれば約10日で元気になってきます。(本当は3日ぐらいで変化する)
「お父さん、良くやったよ。」
「ありがとう、ツヨシ君」
このブログへのコメントはmuragonユーザー限定です。