北海道の夏は、朝早くに日が昇り、夕方には遅くまで太陽が沈まない。

　お父さんは今まで、寒いところの農業は大変だろうと思っていたが、それは違っていた。

　４月の後半になると、一気に温かくなり、梅よりも何日も先に桜の花が咲く。熊もやっと穴から出てきて、鹿も出て来てきてアイヌネギを食べる。

　農家の方も一斉に作物の植え付けの準備を始めます。

　お父さんが今になって気が付いたことは、緯度が高い所は、夏の日照時間が長くなるってこと。だから作物は勢いよく早く育つ。

　お父さんは、これま北欧やアラスカには農家はないだろうと思っていました。輸入品で生活しているのだと思っていました。

　でもでもでも、そうじゃないんです。例えば北極圏のアラスカの農家はうまくできて、農家の数も増えているんだそうです。巨大野菜ができるんだそうです。

画像はGoogleから

アラスカの緯度って北海道と比べてどうなの？

画像はGoogleから


　こんなに緯度が高いんですよーー。

　今なら創造できます。なぜ人は、アラスカやシベリアの寒い所から逃げ出さないで住み続けるのか？


  夏の間に冬を越せる分の食料を確保できるからですよね。

　いやーー、ほんと、知らない、解らないことばかりですね。


  冬の間、暖かいお家にこもっているのも悪くないですよ。お父さんのお家は寒いからイマイチですが、寒い中のストーブ、週に数回の無料バスで行く風呂や買い物、ストーブで作る料理とか、まだ一冬しか経験していませんが、また待ち遠しくなります。