484_吠えるアイヌ犬(北海道犬)は生き伸びるのが難しい。
アイヌ犬(北海道犬)の虎毛。吠える吠える、一日中吠えます。知らない人には吠え続けるので、市街地の一般家庭ではこの狩猟用の犬は飼えません。
だから、生き延びて子孫を残すのが難しく、今では虎毛は少なく、この写真の中のメス犬が子供を生まなければ、この系統は途絶えてしまいます。
お父さんは、北海道に行って会ってきました。二日間で、吠えないでお父さんに近づいて、頭を撫でさせてくれたのは7頭のうちの3頭だけで、なついたかと思っても、少しでもお父さんが動くと吠えます。
だから昔は、飼い主が持てあまして、大人になると殺処分されていました。今はおとなしい種類の北海道犬が、ペットとして生き延びています。
狩猟犬は生の鹿肉を食べます。骨まで歯で砕いて食べます。熊にも向かっていくような育て方をするのだそうです。でも飼い主には忠実で、抱っこされたくて、いっぱい甘えていました。
犬たちは、どこにいても、近くにいる飼い主の動きをずっと見ています。
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