三日目の朝に、手の指がシワシワになった。何かが抜けていった。油分だな、消えたのは。

　今日の食事はこれだ。食べる物をこれぐらいしておけば、夜間にオートファジーが来る。

　オートファジーが来ると、とても気持ちがいい。スッキリして目に見える山々もきれいに見える。これこそ「絶好調ーー！」って叫びたくなる状態だ。

　何年も前にお父さんが叫んでいたのを思い出した。そうだ、あの頃は昼はカヤの実だけ食べていた。でも脂肪肝だった。精神的なストレスで、夜は暴食していた。

　肝臓を良くし、食べるのを我慢してオートファジーを働かせる。これこそが糖尿病なのに快感を感じる理由だったんだ！


　　　　　　解ったぞーー！

　でも、その時こそが何かを食べたくなるのだ。毎日、うまくオートファジーを起こし生きて行く方法を見つけよう。