ニンジンの原種なので、ニンジンの葉っぱに似ています。

　でも、この写真を見てください。中央に色の濃いものがありますが、それは毒草です。お父さんが住む所には、毒草であるフクジュソウが混じって生えています。

　シャクは茎をちぎって臭いを嗅げば、すぐ解るセロリのような臭いがします。フクジュソウは臭いがあまりせず、クローバーを揉んだときのような臭いがします。

　また、シャクにはりっぱな根があります。特に山の中で何年も生きた物には、下の画像のように立派な根があります。

　木の陰で、太陽光も少し当たる川の土手に大量に生えていたりします。ただ山の中の物のように立派な根っこにはなっていませんけど。

　これが全部シャクですよ。

　薬として使うならば、スコップを持って行って、根っこも一緒に採ってきます。繁殖力が強いのでなくならないでしょう。シャクは外来種で、北海道の山には沢山あります。畑の土手にもあります。

　川の土手を良く自転車で走るのですが、シャクがある所に、大きな熊のうんこがありました。

　子連れなら危ないので、犬がいなければ行かない事にしました。やっぱり勇敢な犬ほど頼りになるガードはいませんね。　

　熊が冬眠を終えて出た今の時期は、犬無しで山に入るなんて、おっかねえですよ。