Q044_歯茎の軟骨再生手術、「先生、もうダメですーー!」

 私の歯は、以前はぐらぐらしていました。
歯が、歯茎から外れてくる感じでしたが、それが色々実験して、
鹿の骨周りの肉、骨を煮出したスープで歯ががっちり安定する
ということを確認できました。


 これならば、間違いなく歯茎の軟骨再生は問題ないということで、
手術をしてきました。

 かかった時間は一時間半、切ったり、悪い歯根の治療をしたり、
縫ったりで、がまんの連続です。


 俺は男だと、体中に力を入れて痛みに耐えられる限界まで我慢して
いたら、「痛みますか?」と聞かれたので、「大丈夫です、我慢します」
と答えました。そしたら、


 「我慢しなくていいんですよ」
そう言って、麻酔注射をブチーー!。
痛みはすぐ消えました。 「あーーあ、我慢するんじゃなかった」


 縫い始めたので、もう少しで終わるだろうと思いまた我慢していました。
ところがいつまでたっても終わりません。


 そして、ついに、
「先生、もうダメです。我慢できません」
「あと3分我慢できませんか?」


「もうだめです、どうしてもだめです」
「おしっこーーーーーーーー!」
もう、痛みよりもおしっこを我慢して油汗が出ていたのです。


 家に帰って、鏡を覗いたら、あれれーーー!
一本だけだったはずが、両サイドの計三本もやってあるぞ?
この先生は、金より、自分のやるべき職人のプライドで仕事しているじゃ
ないか。 私はちょっと感動しました。


俺の口の中は、この人に一生お願いしましょう。
そう思いました。

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